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2014年 01月 20日
LeicaM6 SUMMILUX 50mm
TX400
愛媛県の新居浜で白岡順さんの個展を見て驚いたことがある。
作品1枚1枚に日付と場所が細かく記載されている。
何十年も前の古い写真も同じく日付まで書いてあった。
どうやって日付と場所の管理をしているのだろう。
その都度、撮りながらメモるのかな。
フィルムを1本ずつきちんと撮りきればまだわかりやすい。
ただすぐ現像して、すぐネガにメモらないとどれがいつ撮ったネガかわからなくなってしまう。
真似できない。(少なくとも私には、もうこの時点で無理だー)
一度焼いたネガをまた焼いてしまったり、撮った覚えのないネガがあったりするような私からしてみたら、それだけでも凄いと思った。
作品は、私なんかが敢えて言うまでもない。
その作家が生まれ育った土地で、その土地の空や空気を感じながら作品を見れたこと自体素晴らしく、とても感激してしまった。
とても贅沢な経験をした。
デジタルで撮れば、知りたくなくてもデータが記録されている。
デジタルってなんて便利。
だけど私は、不便なカメラの方が好き。
by non-plan
| 2014-01-20 01:16
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